進路相談した記憶なし!てか、進路選択してないんですけど・・・
県立の新設高校一期生でした。
自分、昭和のベビーラッシュの中で生まれたせいか、やたら高校が新設されていた時代に当たりました。その中で、たまたま一期生として入学出来る学校があり、受験して合格。通うことができました。
場所も徒歩圏内にあり、県立高校なので学費も安く済むし、先輩いないし、気楽でいいかな~と色々条件に合い決めました。何より一期生ってことは、パイオニアになれるっ!て事でロマンがあるっしょ!
確かに不都合な事がたくさんありました。
入学したときは校舎が完成しておらず、正面玄関なんか工事中で、裏口の仮設の玄関から出入りしていたし、人数足りないから部活の数も限られていたし、初年度は大きいイベント(文化祭とかね)出来なかったしね。
その中でおばちゃんはそれなりに部活動にがんばった!特に勉強はがんばっていない!
初年度は学校の方針で、最初から作られていた部活動に参加するしかなく、選べる部が決まっていたので、文芸部を選択。しかし2人しか集まらず、人数不足で活動できないので、演劇部の友人を勧誘。こちらも演劇に所属することを条件にお互いに掛け持ち!入部して人数を膨らます作戦を取りました。
文化祭イベントが無い件は、勝手に各教室に作品を展示し、強制的に発表する暴挙にでました。パイオニアでしょ?まあ、未熟な作品展示しても見る人少なかったけどね。
進路の相談・・・なにそれ?おいしいの?
高校の先生も一期生の扱いに困っていたのかも。
進路指導って、特に相談した記憶がない。確かに希望調査はしていた。第三希望まで紙に書いて提出するんだけど、なんか適当に専門学校進学とか、就職とか書いた気がする。
でも進学は金銭的に無理だったわ。
実家貧乏なのでこれ以上の学費は出せない宣言されていたし、こっちも高校からは義務教育ではないと分かっていたので、高校まで行かせてもらえるだけで十分と思っていたし・・・
でも、じゃあ、どうするかと言われて、どうしていいのか分かりませんでした。大学進学希望の友人とかは先生と面談して学校決めたりしていたらしいが、こっちは高校3年ギリギリまで部活動励んでたし、バイトも始めてたので忙しく、進路の相談なんかした記憶がないのよ。マジで。進路どうするんだ?って聞かれた記憶もない。専門学校の入学方法説明とか、就職の斡旋とか一切なかったよ。ある意味見捨てられた生徒なんじゃない?別の見方をすれば「こいつはほっといて大丈夫」って思われていたとも言える。
学生時代、遅刻回数は学年ワーストトップ3に入るくらいの人間だが、他の生活態度は真面目だし、しっかりしていると思われていた節がある。・・・かな?どうかな?単にメンドクサイ人間と思われたかな?まあ、先生という職業も大変なのでしょう・・・
学生時代の思い出はほとんど部活動
おばオタの高校生活の大半を部活で占めていたわけですが、1年目・2年目と人数が増える度に部活の活動も出来ることが増えるわけですよ。
同じく、人が増えればアイデアも増えるわけで、文芸部の中でも漫画を描いたり、美術部あるのに、文芸部がイラストも展示してみたり、他校の美術部と交流会を開いたり、文芸部に入った後輩が、新たに映画研究同好会を作りたいといって、映画出演の要請をしてきたので、演劇部で協力したり・・・それ全部文化祭に間に合わせるために作ってたりして、めちゃくちゃ忙しかった記憶がある。
新設校一期生のデメリットで1年目は何もイベントが無く、文化祭と体育祭が1年交互に開催されることになって、文化祭は2年生時で開催されることになり、こっからが本気活動!でも先輩いないからほんと手探りで・・・しかも当時はワープロやパソコンなんかない時代で、本作りもほとんど手書き。小説書いても、イラスト書いても手書きが主流。印刷機は辛うじて学校の印刷機借りてたけどね。徹夜で部誌作ったりしてました。ある意味同人誌作ってるのと変わらない・・・いや、同人活動を部活でしてました。
そんなこんなで、なんも進路決めずに卒業してしまったので、卒業後は学生時代からのバイトしながら、(どーしよーかなー・・・)って将来の生き方に悩んでいました。
鑑みるに我が子達は・・・
そう考えると、我が子達の高校では進路相談はしつこいくらいありました。親も含めての面談は毎年あった上に、3年生のときは2回も呼び出されたし、大学へ行くか、就職か、専門学校か、その中でどの学校か会社にするのか、はっきり決めるまで終わりませんでした。
うちの子が選んだ高校は、総合高校というちょっと変わった制度の学校で、2年目からは単位制で独自科目を自分で選び、好きな科目を伸ばし将来の仕事選びに役立てようという趣旨の学校でした。姉弟で同じ高校に通っていたのですが、姉は歌好きが高じて専門学校でボーカルの勉強を選んだし、息子は就職で有利になるかもと、推薦で入れるIT関係の4年生私立大学を選択してました。この高校の先生が、「うちの高校で受験で大学合格は難しい」と、断言して「推薦で入れる学校」を選ぶように指導していました。
もう、これ聞いたとき今の学校は凄い。はずれた道を選ばせないようにしてるんだなぁ~と感心しました。感心というか・・・呆れるというか・・・
子供たちは、当然のことながら自分の将来が不安だから、こうしたほうがいいと大人に断言されると、安心な道を選ぶし、私も自分が金銭的な面で進学に選択肢が狭められた経験があるから、行きたい学校があるなら行けばいいと思っていたので、特に意見はしなかったけど、本当に行きたいのか疑問だったなぁ。
でも、なんと、つい最近知った事実なんだが、うちの娘ったら!専門学校卒業してないんですって!最後卒業までの単位が足りず、卒業できず学校辞めてたらしい!つい最近カミングアウトしてました。
うーむ、その辺のいい加減さはさすが我が子だわ・・・でも、2年間の学費は毎月バイト代から返済して、昨年完済していたので良しとしよう!!
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