退職時に贈る「お礼の品」の選び方

日々★是 ~体験記録~

『おばオタ的』5年間お世話になった会社の皆さんに贈った「お礼の品」をご紹介

辞める時の贈り物をする気持ち

2022年4月いっぱいで、約5年近く勤めていた会社を辞めました。

残業増えたのが一番きつかったことですが、メーカーへの発注をやっていたのに、入力のスピードが落ちてきたことが原因です。
毎月の発注数統計で一番下でしたからね。私…

そんな訳で、一緒にやってきた皆さんには申し訳なかったのですが、退職してもう少しノンビリ生きて行こうと決意しました。

会社には半年前に退職の意を示して、代わりの人の準備などしてもらったのですが、結局ギリギリまで人員が増えず、コロナの所為で忙しくなっただけに、抜ける事が申し訳なかったです。

なので最終日を迎えた時に「お世話になりました。」という気持ちと「申し訳ない。」という気持ちを込めて、贈り物を選びました。

退職日が確定したら…

「おばオタ」は一年更新の契約社員だったので、契約が切れる月に「更新しない」という方向で、会社と合意しました。
年休も「残ってる分全て消化していいよ」、と上司が提案してくれたので、最終出社日が年度末の契約切れより一月ほど前になりました。

そうして、最終出社日が決まってから「退職の準備しよう!」と、動き出しました。
まず、必要になる事の洗い出しです。

  • 「仕事の引継ぎ書」
  • 「関係者に挨拶」
  • 「お礼を込めた贈り物選び」
  • 「辞めた後の役所への手続き」

上記が必要かな?と思ったことです。

今回は「お礼を込めた贈り物選び」で苦労したことや、こうすれば良かった、と後悔した事をピックアップしてお伝えします。

贈る人の人数を把握する

親密さで品物を変えてみた

まずは基準となる人数の把握から…
人数を把握するために座席表をコピーして持ち帰りました。

違う部署の方も含め、社内すべての人数を把握し、本社や、関わりのあった他の支店の方は省きました。
さすがにそこまでは広げられなかったです。

そこから更に親密さと、仕事上での関わり方でランクを分けました。

  • 重要度1:同じ部署の仲間⇒ 一番迷惑をかける同じ仕事をしている仲間。
  • 重要度2:同性の仲間⇒ 女子社員同士の結束が固く、親密な関係だったので。
  • 重要度3:関わりの深い部署仲間⇒ 私がいた部署に仕事を依頼する営業の方々。
  • 重要度4:違う部署の仲間⇒ 仕事上は関わりなくとも飲み会などでの知り合い。
  • 重要度5:会社自体が違うけど仕事上関わりある仲間⇒ 運送などでお世話になった方々。

全部で50名ほどになりましたが、全ての方に何か贈り物をすることにしました。
さらに、重要度で贈り物を追加し、感謝の気持ちと、ご迷惑をおかけします、というお詫びの気持ちを込めようと思いました。

贈り物の選定と準備

予算と、買付方法(ネットで買う?買出しに出る?)

人数の把握が終わったら、予算を出しました。
今回人数が多いので、予算多めです。手取り月収の4分の1は出したと思います。
普通はそんなに出さないと思いますので、一般的な餞別としての参考にならないかもしれませんね。
苦楽を共にしていただけに、気持ちを形でも残したかったので奮発しました。

全体で50人くらいなので、まず全員に配る50個のお菓子…これは一個「100円」位の物を探しました。
といっても、ないですね~。
見栄え良くて、50個入って、5,000円のお菓子…

で、思い付いたのが、千疋屋のフルーツゼリーでした。個人的に好きだったので…
6種類10個入って一箱「3,300円(税込)」、一粒「約55円」位なのですが、一粒じゃあんまりだよな~、送れないな~と、思ったので、3粒くらいにして、小袋にいれて贈ることにしました。
小袋は100円ショップで、透明の小さいラッピング袋が100枚入っているのがあったので、それで。
梱包が手間でしたが、全員に配ることが出来ました。

商品はネットで探して、クーポンとクレジットカードのポイントを使って少し安くなりました。

全員分とは別にお世話になった方への贈り物を用意

さすがにゼリー3粒だけで終わらせるつもりもなく、個々にお世話になった方への贈り物も準備しました。
これは前述した人間関係重要度で、差別させてもらいました。

☆重要度1:同じ部署の仲間

特に予算を割いたのは同じ仕事をしていた仲間にで、一人ひとり全部違う贈り物にしました。
一応予算は2,000円円前後で決めていたので、あとは、これまでの付き合いから個人的に好みそうなものを選びました。

人数が多くないので、個別に選べたとも言えます。
同僚の顔を思い出しながら、都心に出て、デパート巡りをしながら贈り物を探しました
たとえば、ゲーム好きにはそのゲームのグッズとか、常に体調悪いと言ってる人には入浴剤とか…
日頃の言動をヒントに選びました。
こちらを選ぶのは結構楽しかったです。

☆重要度2:同性の仲間

私がいた会社は、入社当初から女子社員同士の仲が良く、よく女子会で食事やカラオケに行ってました。
なので、何かあると女子社員一同で餞別を渡すのが慣習になっているので、今回も会社からとは別で、女子一同からも餞別があるだろうと予想し、お返しを用意しました。
前例的に、ハンカチや、高級菓子を渡すというのが多かったですが、毎回それでは代り映えしないし、私からは、「500円前後」で、ありきたりでないもの、ないかな~と探しまくりました。
で、小さなケースに入った練香水ねりこうすい見つけたんです。

香水は好みがあるし、どうかな~と、悩みましたが、『練香水』は髪や持ち物に塗ればほんのり香る程度だし、試供品のような少量サイズがあって、価格も抑えられるし、いいんじゃないかな?と選びました。

最終的にインターネットで探して、何種類か混ぜ、お好みの香りを選んでもらうことにしました。

☆重要度3:関わりの深い部署仲間

こちらは、営業部の方がメインでした。
営業の方には発注のミスをしたときなど、お客様に迷惑をかけた時に、お詫びしてもらったり、メーカーさんと交渉してもらったりと、色々なフォローをしてもらった方々なので、やっぱり別にお礼しなければ…とプレゼントを探したんです。

以前、バレンタインに贈ったとき、評判の良かったチョコにしました。
「バニラビーンズ」というお店のチョコで、一個「378円」です。
メチャ美味しいチョコで、切り落としなど出回った時は自分で買ってるほどです。
ゼリーとチョコで、甘すぎかな?と思ったのですが、営業さんは若い方が多いので、大丈夫だろうと勝手に判断しました。

購入はインターネットで注文しました。

☆重要度4:違う部署の仲間

こちらの方々は、課も違うし、仕事の絡みもない方々ですが、コロナ前の会社の催しで、一緒に飲んだり、個人的に商品を購入するときにお世話になっていたので、ゼリーだけでは寂しいかな?と、一個「300円」位のお菓子を探しました。

こちらは好みもよく分からないし、予算も取れないので、普通に数と価格で選びました。
購入は、デパート巡りをした時に、デパ地下で見つけました。

☆重要度5:会社自体が違うけど仕事上関わりある仲間

発注の仕事をしていた時に、提携会社である運送会社の方々が、同じ建物で働いていたので、簡単なお菓子を用意しました。

私達の部署が住所の登録をするのですが、入力をミスって住所を間違えた時など、無理言って届けてもらったりしたので、お礼がしたかったのです。
でも、全体の人数など、把握していなかったので、多めのお菓子を一箱用意して、箱ごと渡しました。
これもデパ地下で選びました。

最終日確認と商品の届く日の確認

ネットで頼んだものには配送に数日かかるものもあったので、最終日が決まった日の「一か月前」には注文しておけばよかったと後悔しました。

実際には2週間くらい前に注文したので、間に合ってはいたのですが、届いてから数が足りないとか、あの人の分忘れてたなど、出てきたりしました。

チョコに関しては食べ物なので、あまり前から頼めませんが、早めに頼めば「到着日」を選べるので、品切れで数が不足などの事態に備えられます。
また、実際に届いた商品に、ラッピングなどしなければいけない場合も考えて、早め対応が大事だったなと反省しました。

今回みたいに数が多い場合に限ると思いますけどね~
割り切って数を絞るのもありでしたね。

忘れてはいけない荷物の持ち出し(朝ラッシュに持っていける量なのか?)

こんな感じで商品を選んだのですが、さすがに数が多くて運ぶのが大変です。
これを一度に運ぶと、朝のラッシュの時間に電車の中で邪魔になる…し、潰される…、と危機感を抱き少しづつ小分けにして運ぶことにしました。

一週間くらいかけて少しづつ運び、ロッカーにしまっておきました。
今考えると、休みの日や、土曜などラッシュを避けて運べばよかったのでは?と反省しきりです。
なんで、わざわざ苦労する方法を選ぶかね~自分。

後悔した事

そんなこんなで、反省しきりな最終勤務日の餞別贈呈でしたが、一番後悔したことは以下の2点です。

予想外の人から餞別を貰った…

実際、部署からや、個人的にで、皆さんから餞別をいただいたし、メッセージも貰ったし、それぞれで挨拶され、大変丁寧に送ってもらいました。

予想外だった事が、遠方の支店の女子社員の方から、社内チャットで挨拶してもらい、餞別まで貰ってしまったことでした。

…なんにも準備してなかったわ…

辛うじて、多めに「練香水」を準備していたため、それを社内便で送ることができました…
あまりものみたいで申し訳なかったです。
たまたま、選択の余地があるように多めに準備していたのが幸いでした。

でもキチンと考慮しておくべきでした。
仕事内容が同じで、たまに連絡取っていた仲なのに、距離を考えて選択から外していたことを後悔しました。

もう少し早く動けばよかった

総じて後悔したことは、もっと早く動くべきだった…って事でした。

今思えば、早めに動いたつもりだったのに、実際その時になると、足りなかったり、梱包の手間が増えたりと、考えていなかった問題が起きたりしていました。
なまじ、半年前に退職の意を示していただけに、準備に余裕があると思ってしまったのが敗因です。

感謝の気持ちを伝える方法をもっと深堀りして探してみればよかったな~って後悔です。

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