最高の親ってなんだろう?

初めて経験することなんだから未熟なのは当たり前じゃん!

成人した子供を持つ親として、この格言にもっと早く出会いたかった!

先日「Pinterest」で「最高の親の特徴」という「子育て名言」を見つけました。
yumekanau2 という方の『コトバノチカラ』サイトで『子どもに好かれる親の特徴~子育て名言』というページにありました。以下引用させていただきます。

最高の親の特徴
自分の常識を押し付けず
たとえ子どもが失敗しても
手を貸さず受け入れて
答えを見つけるまで
じっくり待ってみる
他の子と比べようとせず
短所よりも
長所を見ようとして
子どもの可能性を
最後まで信じるのが
最高の親

そのままでいい 田口久人様

ああ、そうだな。本当にその通りだと思う。
これ読んで衝撃を受けました。
でも、それが分かっていても難しい。

たとえ自分の血を分けた子供だとしても、個として生まれたからには別の人格を持つ他者だ。何をどう感じているかはわからない。
まず、「自分の常識を押し付けず」という事が難しい。こちらは押し付けているつもりはなくとも、受け取る子供にとっては、押し付けているように感じることもあるだろう。特に我が道を貫く親ならば、何気ない一言が押し付けのように感じているかもしれない。

いつだか、娘が私に話したことがある。「母は自分の答えを持っているから、迷わない」と。

答えがある人間に悩みは受け止められないということだろう。共感されないと思って相談しないのかもしれない。
たとえば、「こうなんだよね・・・」と愚痴をいうと、「だってこうじゃん」と一言で返されて終わってしまうということか?そういう点では私は親として失格なのだろう。

『親馬鹿』の自覚はあったけどさっ!

「たとえ子どもが失敗しても
 手を貸さず受け入れて
 答えを見つけるまで
 じっくり待ってみる」

これも、難しい。つい手を出してしまう。分かっているが、自分ならば簡単に出来る事を見ているだけというのは意外と大変だ。

正直今なら出来ると思う。

歳を取って、体力も落ちている今なら、子供達の行動も、それによる失敗も「受け入れて」「待つ」ことが出来るような気がする。だけど、当時20代から30代の自分には無理だった。かなり、余計な事をしてしまっていたと思う。

最悪なのは中学の娘の英語の宿題手伝ったことだ。
口酸っぱく言っても、全く宿題をやらず。これぐらいやっていけ!と言ってもやらないので、もう私がやる!って英文の書き写しだけやってしまった。
ほんとに親馬鹿だと思う、今思えばね。

数年後、旦那がこそっと教えてくれたけど、その時の宿題、先生に速攻でバレてたらしい。文字が違うので分かったらしい。かなり似せて書いたつもりだったけど、見る人が見るとわかるもんなんだね。娘その事を母には言わず、父親に話してたらしい・・・娘なりに気を使ったのかね?先生に怒られたみたいだし。

あの頃の自分は自分なりに一生懸命だったけれどもさっ!

思うに自分は、子供達から、猪突猛進の勢い凄い母親と見られていたのかもしれない。
ちょっと何かすると全力で突っ込まれるから、大事になりそうなことは相談されていなかったかも‥

そういえば娘が中学の時、部活で同年代の友達からハブられていた事も、全て終わってから聞いた。

ある日突然、同年代の部員から無視されるようになったらしい。その時の娘は、何が原因でこうなっているのかわからず、悩んでいたらしいですが、でも部活休むでもなく、学校にも普通に通っていました。なので、私は全く気が付きませんでした。

結局、この話はリーダー的な子が無視する子を決めて、順番に無視していくゲーム的にやっていたみたいで、最終的にそのリーター的な子が皆に相手にされなくなり、部活を辞めて終わったみたいです。
その間、一番最初にターゲットにされた娘は、次に無視され始めた子に対し、これまでと変わらない態度で接して、かえって信頼させるようになったみたいで、その次にターゲットにされていた子のお母様から、その話を聞きました。
なんと、その子は、自分がいじめられた時、すぐに自分の母親に相談していたんですね。その子のお母様は、うちの子が「自分がいじめていたにもかかわらず、立場が変わっても一切態度を変えず接してくれた。一番信頼できる友達」だと話してくれたのだと、教えてくれました。
確かに(うちの子凄い)と自慢できる話ではありますが、聞いてないよ~!
なんでそんな目に遭ってるって、悩んでるときに話さなくて、終わってから聞くかな~!

きっと話すと学校に突っ込んて行くと思われていたんだ・・・実際、学校の役員とか、しょっちゅうやらされていて、学校にはよく行っていた。
娘が中学の時は仕事を始めてたので、そんなに学校に行ってないのだが、イメージが出来ていたのかもしれない。余計な事する親認定されていたんでしょうね。いや、現在進行形で認定されているんでしょう。たぶん。

可能性、最後まで信じてみるさっ!まだまだ最後まで長いけどさっ!

次の名言。

「他の子と比べようとせず
 短所よりも
 長所を見ようとして」

に関しては、ちょっと出来ているかも・・・
比べることはしてないつもり。子供達から見るとどうだかわからないけど、自分が比べられるの嫌いだから、それはやってないつもり。
自分自身がよく変わってると言われるので、何と比べて変わってるって言ってるんだよ!って言いたかった。昔からね。

「短所よりも長所」に関しては、これはどっちもどっちなので(短所も見方を変えれば長所になるという意味で)どっちかを重視しているつもりはない。子供たちからすると、『えーーーっ!』って思われるかもしれないけどね。短所だろうと長所だろうと、不満に思えば文句を言うのが親というものだ!!

でも、まあこれまで振り返って、『最高の親』に全然遠かったなぁ。自分の親は最高だったけどなぁ。
こうなると自分も最後は、子供達に迷惑かけず、あっさりさっぱり旅立てることが一番の子供たちの為になることかもしれないなぁ。

最後「子どもの可能性を最後まで信じるのが最高の親」に関して。

がんばってみます。最後まで・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました