年齢を理由にやりたい事を諦めなくていい!って自信が持てた!
「このマンガが凄い」にノミネートされた、おばオタの聖典と化した漫画です。
早朝、日の昇る時間が大分遅くなりましたね。
いつもの時間にカーテン開けると、まだ暗いです。
コンビニ店員に転職したおばオタは、本日も無駄に元気に「いらっしゃいませ~!」ってしてきました。
たまにお客様に「ちっ!」ってされます。
うるさいんですかね~(他人事)
そして唐突におススメマンガの紹介です。
こちらのマンガは、「一般事務職員」という仕事ばかりしてきた50代おばオタが、「コンビニ店員」という超ハード営業職種に転職したり、過去好きだった創作活動再開したり、ブログという新しいジャンルに手を染めたりと、歳食ってから何やってんのと言われそうな自分の人生に「大丈夫、やっちゃえ!」って後押ししてもらえた漫画なんです。
もうすぐ60歳を前にして、新しいことに挑戦することは、とても躊躇することなんです。
(いまさら、遅くない…?)常にこの思いに取り憑かれます。
でも、このマンガ「海が走るエンドロール」を読んだ時、(自分もいけるんじゃない?)って根拠のない自信がつきました。
この話の主人公みたいに、大学に通うとかまではやりたいと思わなかったですが、好きかもしれないと思う事を、新たに挑戦するのに年齢は関係ないと後押ししてもらえた気分です。
今の時代の日本なら「好き」を実行していいんですね?いいんですよ!
「好きな事を続ける」「発表して他の人に見てもらう」「好きの世界を広げる」
上の3つはセットです。
続けるためには、他者に認識してもらうことが大事で、認識してもらうと、さらに世界が広がります。
自分の中だけで終わると、それ以上広がらないです。
このマンガ読んだ時、自分より若い男子大学生に「映画を作る方になりたい人なんじゃない?」って指摘されたことが、羨ましかったです。
歳取ると限界が分かってしまうので、無意識に自分の好きな事や、やりたい事、本当の気持ち、に蓋をして見えなくなってしまうので…
第三者に教えてもらえるのは羨ましいことです。
現実には第三者に「本当はこれがやりたいんじゃないの?」なんて、指摘されることはないでしょう。
(たぶん?)
だから、自分で「これがやりたい」って見つけて、決めて、発表する場を作るしかないんですよ。
でもって、ここ(日本)なら発表もできる!
思考や文化が制限されているわけではないからね。
もちろん全く制限がないわけではありませんが、オタク文化に緩い国だし、ネットなどのツールもそろってるし、戦争してないし。
うん。『おばオタ』ラッキーな国に生まれてよかったよ。
「海が走るエンドロール」作品紹介
「このマンガがすごい!2022」オンナ編1位。ミステリーボニータ連載
著/文:たらちねジョン
発行:秋田書店
レーベル:ボニータコミックス
《2022年10月1日現在》
1~3巻まで刊行
1巻:B6判:160ページ
書店発売日:2021年8月16日
2巻:B6判:160ページ
書店発売日:2022年2月16日
3巻:B6判:160ページ
書店発売日:2022年7月14日
紙書籍:定価:660円(税込)
電子書籍:分冊版あり
【単話売】165円(税込)~
【単行本】518円(税込) Kindle版~576円(税込み)e-book、Rakuten ※他、価格帯あり
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
引用:イーブックジャパン詳細情報より
こちらのマンガ、現在3巻まで発売されています。
旦那さんと死に別れて一人暮らしなんて、今の自分にとって、そんなに先の事ではないのですよ。
一人で暮らしながらも、好きな事を続けていける自分でいられたら、そんなに寂しくないのかな~なんて、マンガ読みながら考えていました。
昨年1巻が発売されて、すぐに「このマンガが凄い」にノミネートされてるんだから、この作品のテーマというか、内容に共感する人が多いってことなんだろうな?
今の私の世代の人達はもちろん、若い子も「幾つになっても…」ってところに希望を抱くんだろうか?
「おばオタ」も子育て中は趣味の時間なんて取れなくて、一度は道具を捨てたりしたけど、また書けるようになったしな…
人生意外と長くて、忘れなかったら、いつかはまた、やりたい事が出来るようになるもんですなぁ。
ただ、今の時代、情報過多なので、自分が本当にやりたい事が何なのかを見つける事の方が大変そうです。
このマンガの主人公みたいに、心から渇望している事が何かを教えてくれる人がいるといいですけどね。人生そんなに甘くないので、ひたすら自分と対話するしかないかな~って「おばオタ」は思います。
まあ、叶ったら叶ったで大変なんですけど…
最新刊の3巻では、映画つくり舐めるな!って反対勢力的人物が出てきてますよ。
真剣に取り組んでる人には、遊びでやってる奴にかき乱されたくないってとこですかね?
まあ、ね、そういう人の気持ちも分かります。
主人公がどう対処していくのか…物語の今後の展開が楽しみであります。
興味持たれましたら、是非、一度読んでみてください。
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